HAMILTON
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生産終了 アメリカン クラシック クロノマティック 50 オート クロノ 自動巻き 限定モデル H51616731 ハミルトン
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h51616731
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1972本 限定モデル
ハミルトンは歴史の中で様々な偉業を残してきました。その中の1つに1969年に世界初の自動巻きクロノグラフムーブメント『キャリバー11』の開発に携わったことが上げられます。この開発はホイヤー・レオニダス(現タグ・ホイヤー)、ブライトリングなどと共同で行われました。
自動巻きの時計が世に登場してから30年近く自動巻きのクロノグラフが開発されなかった背景にはムーブメントが厚くなってしまうという問題がありました。その問題を解決するのに採用されたのがマイクロ・ローター式自動巻機構です。自動巻きクロノグラフを開発するにあたり、クロノグラフの老舗メーカーであるホイヤー、ブライトリングらから当時マイクロ・ローターの特許を持つビューレン社を吸収していたハミルトンに白羽の矢が立ち、1969年3月時計史に名を残す『キャリバー11』が発表されることとなりました。このキャリバー11の誕生50周年を記念して作られた限定モデルが『クロノマチック50』です。1972年に発売された『クロノマチックE』という伝説の人気モデルのデザインを採用したことにちなんだ1972本の限定販売となっています。
クロノマチック50の特徴的な配色とデザインは1960年代後半から70年代初頭にかけて世界的に流行したサイケデリックファッションの影響があります。サイケデリックとは『《ダナ》幻覚剤によってもたらされる幻覚を想起させるさま。派手な色や音楽などに対して言う』ということを指し、1966年ごろにヒッピーを中心としてアメリカ西海岸に始まり、1967年にムーブメントのピークを迎えました。1970年代半ばには衰退期に入りましたが、このムーブメントはとても大きくハミルトンだけではなく時計業界全体にも広く影響を及ぼしました。そのため60年代後半から70年代の時計はどこのブランドの時計を見てもカラフルで面白いデザインの物が多いのが特徴です。
あらゆる年代のヴィンテージ時計の中でも70年代のサイケ時計はレトロで異彩を放ち、魅力溢れる名作が多くあります。そんな時代に生まれた時計の復刻限定モデルが「クロノマチック50」です。ヴィンテージなデザインを残しつつも搭載する機械は最新のH-31自動巻きクロノグラフムーブメントを取り入れています。パワーリザーブは60時間あり、一般的な時計よりも約12時間も長く駆動します。
シリーズ名 | アメリカンクラシック |
品番 | H51616731 |
ケース素材 | ステンレススチール |
ベルト素材 | カーフ |
ムーブメント | 機械式(自動巻き) |
防水性 | 10気圧防水 |
サイズ | 48,5mm x 51,50mm |
保証期間 | 2年 |
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備考 | デザイン・カラー・付属品等の仕様変更により掲載情報と異なる場合がございます。詳細についてはお問い合わせ下さい。 |
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取り扱い店 | THREEC新潟(古町) THREEC 富士見 THREEC EXPOCITY |
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ハミルトンというブランドは現在のスイス時計の中でも特異な経歴を持っています。もとはアメリカ発祥のブランドで、創業は1892年、最初に生産された懐中時計『ブロードウェイ・リミテッド』が鉄道時計として採用され、その正確性が高く評価されました。そもそもハミルトンに限らず、時計が発展してきた歴史的背景には、正確な時間を求めた鉄道と戦争での需要が多くありました。
アメリカでは1830年代に蒸気機関車が運行を開始し、広大なアメリカ大陸を結ぶ輸送網として急速に拡大しました。しかし当時問題になっていたのが列車同士の衝突事故。当時は機械式時計しかなく、しかも現代ほど工作機械が発達していない時代、時計の精度は不安定でした。急速に路線が増えていき鉄道事故も多発していく中で、必然的に正確な時計が求められられるようになりました。そのような背景の元で公式採用されたのがハミルトンでした。
1910年にはアメリカ陸軍への納入が始まり、やがて軍の標準支給品となりました。第一次世界大戦時にはハミルトン初の腕時計『カーキ』を開発。その後、飛行機の発展と共に航空分野が広がっていく中で、1918年には航空時計にも着手。米国初の定期航空便の公式時計となりました。また1930年には民間の航空会社が設立され、そこでもハミルトンの時計が採用されました。
大きな契機となったのが第二次世界大戦で、ハミルトンは米国軍のサプライヤーとなり、アメリカ政府の要請で、100万個以上の時計を米国軍に納入しました。この時代に生まれたのが、秒針停止機構がついた『ハックウオッチ』です。現在の時計の多くはリューズを引き出すと秒針が停止します。この秒針が停止する機能を『ハック機能』といいますが、元々はアメリカ兵士達がお互いの時刻を一斉に合わせる時の掛け声が『ハック』で、それがそのまま機能の名称とされるようになりました。この頃の時計をルーツにしているのが現在のカーキシリーズです。
また、ハミルトンというブランドを語る上でもう1つ欠かせないのがハリウッド映画との関係です。ハミルトンが初めてハリウッド映画に登場したのは、1932年のマレーネ・ディートリッヒ主演の映画『上海特急』。そして1951年には、第二次世界大戦中のアメリカ海軍潜水士を描いた『フロッグメン』に登場し、大ヒット映画となりました。さらに10年後にはエルヴィス・プレスリーによって『ブルー・ハワイ』で着用されたり、その後も『メン・イン・ブラック』、『インディペンデンス・デイ』、『ダイ・ハード』、『インターステラー』、『オデッセイ』などといった数々のヒット作を含む500本以上の映画に登場しています。
2006年からは、映画製作に携わるクリエイターたちの業績を表彰する『ハミルトン・ビハインド・ザ・カメラ・アワード』を開催。プレゼンテーターは裏方の人達の情熱と苦労と努力を知っているA級のハリウッド俳優から選ばれます。